警備のお見積りをご提示すると、「コーンやバリケードはそちらで用意してもらえますか」とよく聞かれます。ここは会社や契約によって違うため、着工前にはっきりさせておきたい部分です。一般的な考え方と、当社の場合をご説明します。
1. 「保安設備」と「警備員の装備」は別のもの
現場に並ぶ用品は、大きく2つに分かれます。
- 保安設備…カラーコーン、コーンバー、単管バリケード、工事看板、矢印板、保安灯など。現場に据え置いて規制をつくるもの
- 警備員の装備…誘導灯、笛、反射ベスト、無線機、雨具など。警備員が身につけて持ち歩くもの
一般的には、保安設備は工事を請け負う施工会社が用意し、警備員の装備は警備会社が持参します。当社も同じ考え方でお受けしています。
2. なぜ施工会社が保安設備を用意するのか
道路を使う工事では、道路使用許可の条件として「どこにどんな保安設備を置くか」が決まります。これは工事の計画そのものに属する内容で、申請するのも施工会社です。設備の種類や数は現場の規模で変わるため、工事側で手配するほうが過不足が出にくい、という事情もあります。許可の種類は道路使用許可と道路占用許可の違いをご覧ください。
3. 着工日に足りないと止まってしまうもの
当日に「コーンが足りない」「予告の看板がない」となると、規制そのものが組めません。前日までに次を確認しておくと安全です。
- 規制帯の長さに対して、コーンとバーの数が足りているか
- 予告の看板・矢印板を、手前の見やすい位置に置けるか
- 夜間作業なら、保安灯と反射材つきの資材になっているか
- 歩行者用の通路を確保する場合、仮設の柵やマットが要るか
4. 数量や置き場所はご相談ください
「この規制なら何がどれだけ要るか」を考えるのは、警備員の配置を考えるのと同じ作業です。手配そのものは施工会社さまにお願いしていますが、必要な数量や置き場所のご相談には対応しています。下見のときに、置き方まで含めてお話しできます。
現場に合わせて考えます
株式会社熊元商事は、道路工事から商業施設の駐車場まで、条件の異なる現場を継続して担当しています。実際の規制の様子は実績紹介の写真でご覧いただけます。